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2006.02.12

A Well Pleasured Lady

A Well Pleasured LadyA Well Pleasured Lady
Christina Dodd

Avon Books (Mm) 1997-08
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1793年イギリス。
やむにやまれぬ事情で殺人を犯してしまったMary Fairchild。身分を隠し、名前を変えてスコットランドに逃げてきて10年、今ではLady Valeryの屋敷の女中頭として充実した日々を送っていた。ところがある日、Lady Valeryを訪ねてきた客人Sebastian Durantを見てビックリ仰天。事件の直後、血まみれの姿を目撃されていた男性だった。どうやら彼の方は気付いていない様子でホッとしたのもつかのま、Sebastianの訪問の理由を聞いてまたビックリ。何故かMaryがFairchild家の人間であると知っていて、Maryに婚約者を装って一緒にFairchild家を訪問して欲しいという。Sebastianは行方不明になっていたLady Valeryの日記がFairchild家に隠されていると信じていて、何がなんでも家捜ししたい。ところが過去にDurant家没落の原因を作ったFairchild家とは犬猿の仲で、突然訪問するのでは怪しまれるというのだ。Lady Valeryの日記には過去の華麗なる男性遍歴の記録も綴られており、暴露されれば政府転覆にも繋がりかねない危険な内容のものだった。Maryは敬愛するLady Valeryのために依頼を受け入れ、しぶしぶSebastianとともにFairchild家に向かう。

うーん。All About Romanceのレビューで絶賛されていたし、あそこのレビューは私の好みに結構合うので凄く期待してたんですけど・・・。
たしかに主人公のキャラクターは興味深いし、二人の間のムムム感(?)もなかなかのものだし、個性豊かな脇役を上手くつかってるし、プロットも面白いんですけれど、どうもこう、満足感がイマイチ。二人の心の動きがあまりフォローされていないのが原因かもしれない。そんな、突然燃え上がられてもコマリマス、って感じ? Maryなんて半分二重人格入っているような複雑なキャラで、そんな彼女がどうやって恋におちたのか、これかなり丁寧に描いてくれないとわかりません。Sebastianについても特に前半あまり筆が割かれていないし。ロマンス以外のプロットを進めることと脇役の充実にかなり力を注いでいる感があるので、真性ロマンスファンには食い足りないかも。ただ、たしかに脇役は凄いです。Lady Valeryとか、傑作です(老いてなお・・・)。
二人の最初のラブシーンが結構かなりギリギリの線(笑)で、物議をかもしているそうです。私は「うーん、ま、いっか」という感じでしたが、この辺りの許容範囲が狭いかたは要注意。
しかし、すごいタイトルですねぇ。2006.2.11.★★★

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