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2005.09.22

The Fiery Cross

0440221668The Fiery Cross (Outlander)
Diana Gabaldon

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アメリカ独立戦争の足音が聞こえはじめた1771年、ノースカロライナではレギュレーターの反乱が起こる。タイムトラベラーのClaireを妻に持つJamieは植民地側が最後に勝利することを知っているが、カソリック教徒の身で土地を所有しているという弱みをもつ彼はイギリス政府の立場で市民軍を率いて反乱の鎮圧に向かわざるを得ない。いつ、どのタイミングで立つ瀬を変えるのか。Jamieは今ひとたびリーダーとして人々を導き、混乱の時代を潜り抜ける覚悟を決める。一方、ジャコバイトの反乱の際に行方不明になっている「Frenchman's Gold」をめぐり、JocastaとDucan, BriannaとJemmyが密かに危険にさらされる。狙っているのは誰なのか、Frenchman's Goldのありかは? そして1776年に火災で死亡することが報じられているJamieとClaire。運命や歴史は変えることができるのだろうか。

"Outlander"シリーズ第5作。
いや~、長かった。マスマーケットで1443ページですよ。結局1ヶ月以上かかっちゃいました。ちょっと長すぎです。せめて2週間くらいで読めるボリュームなら・・・(あるいは2週間くらいで読める読書スピードだったなら)。ただ、Diana Gabaldonがこのテンポ感でしか書けないのなら、それはそれで仕方ないかと思わせる、独特の魅力が彼女にはあるかなぁ。どこか音楽的で詩的な文章とか、理系っぽい、ちょっと皮肉で冷静なユーモアのセンスとか。
今回の主役はRogerとClaireですね。特にRogerは頑張った!前作では頑張っているわりに魅力のないキャラだったんだけれど、今回は存在感がありました。完全無欠ヒーローのJamieとは違う、ただの人(失礼!)Rogerが無茶苦茶な困難を乗り越えてどんどん強くたくましくなっていく様子がよかったです。Briannaとの関係もぐっと深みを増しましたねぇ。そして、Claireもやってくれます。今までJamieの凄さに目を奪われていてあまり気がつかなかったけれど、さすがJamieの女!只者ではないです。バッファローとだって戦うし、男も震え上がる悪党とは何と素手で格闘!更には自家製ペニシリンをお手製注射器(Brianna謹製)で静注しちゃうわ、原っぱで目をつぶったまま気管切開手術するわ。どんどん男前度が亢進している感が。本作で50歳のお誕生日を迎えられた我らがJamieは今回ややサポート側にまわっていますが、相変わらずのスーパーヒーローぶり(たとえ死にそうになっても、とても死にそうな気がしないほど)。パンをもぐもぐしながら顕微鏡で自分の分身を観察、「尻尾がある!」と無邪気に喜ぶキュートなシーンが個人的にはお気に入りです。
ストーリー的には盛りだくさんではあるものの(「Alamanceの戦い」であそこまで盛り上げるとは!)、Frenchman's Gold関係のところが謎を重視しすぎて勢いをそいだように感じたので、4つ星。だけど、Rogerがこれだけパワーアップしたし、戦争という大事件は迫っているし(あと3年!)、次が楽しみ。・・・でもしばらくは軽めの読んで休憩します(笑)。マジ、長すぎです。2005.9.21★★★★

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コメント

お疲れ様でした~(~_~)
私はこのシリーズを原書で読むことに挫折してしまった一人なので(~_~;)スゴイの一言です。
尋常じゃない長さですよね。
でもその分、この世界に浸ってられます。
でも早く読みたい(ーー;)
お気に入りの作品に出会うとそんなジレンマに陥りますがなかなか出会えないことを考えると嬉しいですよね。
私の場合は翻訳待ちの作品にしてしまいました。
もう少し読むスピードが上がり、「早く早く!」という感覚が少なくなればチャレンジしたい一冊ですね。

「高慢と偏見」ですが、某公共放送でいち早くチェックしていた一人です。オースティンの作品が好きでしたので何気なくビデオにとったら、いやもうあの雰囲気にやられてしまいました。
ブリジット・ジョーンズを見たとき、「ああ、あの時の俳優さんが出てる!」と一人浮かれていたのですが友達はわかってくれませんでした(^_^;)

やっぱりイギリスのドラマってすごい。シャーロック・ホームズもそうですが時代物に関しては徹底した小道具作りというか(^_^;)本当にあこがれてしまいますね。
私としては韓国ドラマもいいのですが、イギリスの時代物も放送してくれたらなあと思っております。

それでは、次回レビューを楽しみにしております(^。^)


投稿: 藤の森 | 2005.09.22 07:10

お久しぶりです~♪

いやはや、マジで疲れましたよ。奇しくも今日、第六作「A Breath of Snow and Ashes」が届いたんですけど、まだちょっと手をつける気になれましぇん。
だけど、Diana Gabaldonの文章が味わえるのも原書読みならではだし、Jamieの素朴セクシーなスコットランド訛りも翻訳しきれないものだし、やっぱり多少苦労しても原書を選んでしまいます(@^^@)

それにしても「高慢と偏見」を見ていた方がいたんなんてビックリ。いや、ホント凄いですよね、アレ。しかもN●Kということは超レアな吹き替えバージョンではないですか!DVDには吹き替えが入っていないんですよ。

投稿: bookgirl | 2005.09.22 20:43

どういうわけだか、この記事が海外からのスパムトラックバックの餌食になってしまってます。それも繰り返し、繰り返し。なぜだ?
とにかく手におえないので、この記事だけトラックバック禁止モードにします。
えー、トラックバックしようと思ったのにぃ!という奇特な方がいらっしゃいましたら"A Breath of Snow and Ashes"の方にお願いいたします。

投稿: bookgirl | 2006.02.08 23:15

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