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2005.06.07

Till Next We Meet

006075737XTill Next We Meet (Avon Historical Romance)
Karen Ranney

Avon Books (Mm) 2005-05-01
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18世紀後半のスコットランド。結婚まもなく夫Harryはカナダの戦地に赴き、Catherineは一人屋敷にとりのこされるが、心温まる文通を通じてどんどん夫への愛を深めていく。実はその手紙、妻に返事を書く気などさらさらないHarryを見るに見かねた上官のMoncriefがHarryの名をかたってしたためていたものだったのだ。最初は哀れみで文通を始めたMoncriefもCatherineの手紙に孤独を癒され、文面からにじみ出る人柄に心惹かれていく。やがてHarryは殺され、時を同じくしてMoncriefの兄が亡くなり、Dukeの地位を引き継ぐことになったMoncriefはスコットランドに里帰り。亡くなった部下の遺族を弔問する旅で、愛する夫を失った悲しみのあまりアヘン中毒になっているCatherineにショックをうける。Moncriefはアヘンの過剰摂取で死にかけたCatherineの命を救い、妻として故郷に連れ帰る。喪服をまとって悲しみに浸るCatherine。実は手紙を通じて愛を育んだ相手が目の前にいるというのに、心を開く気配もない。

自分が自分のライバルになっちゃうシリーズ第二弾って感じですね(第一弾はこちらね)。Moncriefは久々の正統派ヒーロー。部下の妻のために手紙書いてあげるなんて、なーんて優しいのでしょう!とのっけから目がハート状態。うーむ、たまには正統派ヒーローもよいねぇ。ただ、二人のやりとりした手紙とか非常にロマンチックで美しかったし、素敵なシーンもいっぱいあったんだけど、ロマンス自体は淡々とほんわか進行する感じで(多分前半はCatherineがアヘンでボンヤリしてたせいもある)、トキメキ度がいまいちかな。構成(ちょっとサスペンス仕掛けあり)もしっかりしてるし、感情も計算されて表現されてる感じが非常にしたので、あまり赤裸々感がなかったのは力量不足というよりはこの人のスタイルなのかもしれない。好きな人は好きかも。しっかし読みにくい英語だった。ちょっと凝りすぎだよね、コレ(って自分の英語力のなさを棚にあげてっ!)。2005.6.7★★★★

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